22日に、「ヨコハマ ハコいりムスメ プロジェクト」の顔合わせとオリエンテーションが横浜市役所で行われました!
今回のプロジェクトでは、横浜の 港の見える丘公園にある作家 大佛次郎(おさらぎじろう)をテーマにした文学館、大佛次郎記念館が舞台です。
日本には多くの博物館や資料館がありますが、近年、来場者数の減少に悩んでいる施設が多くあります。私は、横浜の美術館やトリエンナーレには何度か足を運んでいるので、オシャレな横浜はそんな問題とは無縁!だと思ってましたが、横浜市の持つ施設も同様の問題を抱えているそうです。
横浜市では、これまで市民のニーズを反映し、施設を増やしてきましたが少子高齢化がどんどん進んでいけば、こどもや高齢者などに対する支援にお金が必要とされ、市の予算から、施設維持にかかる莫大なお金をこれ以上増やすことは難しくなっていきます。
その一方で文化施設には、その地域のブランド(価値)を高めることができる可能性が秘められている!と横浜市の方がは期待を寄せているそうです。港の見える丘公園のそばという好立地であり、素敵な佇まいの大佛次郎記念館ですが、作家と現代の人々との距離は広がっていくばかり…
今回私たちが現代にも通づる魅力を大佛次郎を掘り起こし、若者の共感を生みだしていけるのではないかと期待を寄せてくださっています。今回の「ヨコハマ ハコいりムスメ プロジェクト」では、お金のかかる施設から地域の魅力となる施設へ大佛次郎記念館=「ハコ(施設)」を活性化するアイディアを女子大生たちで考え、実施していきます。
私がハナラボのプロジェクトで好きなのは、アイディアを考える前にしっかりとヒアリングを行うところです!
ヒアリングで、地域の人の”想い”や、その場所や施設の持つ”魅力”を肌で感じることで地に足がついた、それでいて面白いアイディアを出すことができると感じています。プロジェクトに参加することで、その場所や、人を好きになりプロジェクトが終わった後も、つながっていたいと思うようになります!
今回のプロジェクト名である「ハコ入りムスメ」は「ハコものの活性化」に「ムスメ(女子大生)」が挑むということで、ハコ入りムスメが外に出て行き、「ハコ」と外を繋げてくれたらなという意味が込められています。
私たちみんなが、地域や今回のプロジェクトに関わってくださる方々と素敵なつながりを持ってるよう取り組んでいきたいと想います。
ハナラボインターン まな