みなさんこんにちは。渡辺です。
合宿二日目は朝のミーティングの後、増富へ行きました。
今回行った場所は有井さんのお宅、ハナラボ農場の候補地、山道のお散歩コース、日影のトチノキです。幸いお天気も良く、標高1000メートルの増富も3月中旬となると、ぽかぽかして暖かくなりつつありました。
まずは、有井さんのお宅へご挨拶に行きました。
本当は少し顔を出して挨拶させていただくだけのつもりでしたが、節子さんのご好意に甘えてまたしてもお料理もいただきました。
つやつやの花豆の煮物。
長芋とパプリカのピクルス。
型くずれしない特別なかぼちゃの煮物。
野沢菜をピリ辛く味付けしたもの。
白菜の煮物。
豆とヨーグルトのデザート。
突然おじゃましたにも関わらず、またしてもわたしたちの食べたことのないようなごちそうが次々と目の前に。。
ついには、白米まで。
めちゃくちゃ美味しかったです。
ハナラボメンバーの学生も大人の女性も男性も、食べながらみんな思わず笑顔に。みんなにこにこしながら、ぱくぱく食べています。やっぱりみんなを笑顔にする増富のお料理、食材とお料理を作る有井さんご夫妻、偉大です。毎回ここへ来て、野菜の本来の味ってこれなんだ、と再確認します。
なんと節子さん曰く、買ってきたお料理に防腐剤が入っているかどうかは、舌触りや匂いですぐにわかってしまうそう。コンビニのお弁当が日々の生活に入り込んでいるわたしたちは気づかないうちに冒されているのでしょうか。慣れてしまって日常の中では、そのことにすら気づかないことも多いように感じます。
帰りにはなんと、お土産にと、はくさいとメークイン、採れたての長ねぎをいただきました。もう至れり尽くせり。。本当に感謝でいっぱいです。
突然伺ったにも関わらず、快く迎え入れてくださり本当にありがとうございました。
次回は遠慮せず、事前にもっと余裕を持って伺うことご連絡します!(笑)
次回お会いする日も約束して、次は増富の湯へ。
小山さんと合流して、増富の湯の畑がある場所へみんなで移動。なんとこの度、ハナラボにその畑の一部を貸していただくことになり、今日はそこでどんなものが育つのかお話を伺います。
「ここでミニトマト育てたい!」
「グリーンスムージーの食材育てたいな~」
「バーニャカウダここで食べたい…」
妄想は広がります。
明野在住で東京から去年こちらへ移住して来た西川さんも含めて、『ハナラボ農場』の作戦会議をこれから東京でも進めて行きます。乞うご期待!
その後、温泉チームとお散歩チームに分かれて行動開始。お散歩チームは小山さんの案内のもとおすすめスポットへ。川を横切ったり岩を乗り越えたりして到着!
小山さんのレクチャーのもと山の中でしかできない呼吸法をしたり、思い思いの座れるサイズの石を見つけてそこに座り、じーーーっくり時間をかけて瞑想をしたりしました。
「風の音を聞いてください」
「川のせせらぎの音を感じてください」
瞑想している中で聞こえてくる小山さんの優しい声が心地良かったです。ここでしか体感できないゆったりとした時間に心洗われ、大満足でみんなで下山。温泉チームと合流し、段々と帰りの時間も迫ってきたので、急いで帰りの車に乗り込みます。
小山さん今回もどうもありがとうございました!また来ます!
そして、最後は前回惜しくも行けなかった日影のトチノキへ。何度来ても思わず息を呑む大きさ。みんな黙って上を見上げてしまいます。トチノキともたくさん触れ合って、今回の合宿はこれにて終了!
北杜市へ通いはじめて、今回の合宿で約一年が経過しました。毎回毎回訪れる場所は同じでも、季節や風景、ハナラボメンバーの思いや地域の方々のわたしたちへの声の掛けていただき方が変化していくことを実感します。
そして「次もまたここへ来たら、またしてもわたしたちの知らないなにかに出会えるのではないか」とわくわくするから、わたしたちも楽しみながらこの活動を続けていくことができているのだろうな、と思いました。
去年は感じることのできなかった春の訪れに心弾ませながら、ハナラボメンバーは増富をあとにしました。