こんにちは、三日目の様子をレポートします!三日目はまず、前日のインタビューの振り返りから入りました。それぞれよかった部分と反省点を出し、次やる場合のアクションプランを考えていきました。
インタビューの振り返り
話を聞いていると、もっと個人の思いを熱く語ってほしかった、と思った人が多かったようです。はじめにどういう質問から入るのか、どんな風にあいづちを入れるか、などいろいろ考えながら次またチャレンジしてほしいと思います。
そして北海道大学博士課程の依田真美さんからインタビューについてのレクチャーがありました。一番重要なのは、スポーツで例えるなら自分のベースポジションを忘れずにいることで、自分がインタビューしている中で何について聞きたいのか、そのコアになる質問を忘れずにいることだそうです。
実は、今回のように一日に4件も複雑なインタビューをするというのはプロの方にとっても難しいそうです。それにも関わらず、みんな本当よく頑張っていました~☆今回の気づきを忘れずに次に活かしてほしいと思います。
急遽、フューチャーセンターセッション!
ここで、そのときたまたま富士ゼロックスの野村さんがフューチャーセンターについての講演なさるということで、飛び入り参加させていただくことになりました。フューチャーセンターという言葉を聞くこと自体初めてだった人もいたようですが、野村さんのお話を聞いて、なんとなくでもイメージできたかと思います。
そしてフューチャーセンターの進め方を聞いたあと、実際にキープ協会の方々と一緒になって対話をしました。
「一度来た顧客にリピーターになってもらう」という課題について考えるとき、逆転の発想で「一度来た顧客が、二度と来なくなるようにするためには?」と課題設定をして、3人一組になって話し合いを進めました。
「<二度と来るな>という立て札を立てる」というユニークな意見も出ましたが、その他は「従業員の態度が悪い」「汚い」「うるさい」など、普段普通にありえそうなことばかりです。実はそういった普通のことを普通にしていくこと、さらに改善していくことが大切なんだと感じました。
こうやって何かの課題について考えるとき、逆転の発想をしてものを考える、という手法を教えていただきました。
テーマ決定!
それが終わるとまた部屋に戻り、ワークを再開しました。
続いては、自分たちが調べてきた地域について模造紙に図などを書いたりして簡単に発表した後、重要だと思うキーワードを出していきました。
農業、観光、コミュニティ、行政、などなどたくさん出てきましたが、そこから自分が調べていきたいテーマに絞ってグループにわかれました。
グループそれぞれのテーマは「農業」「新住民と旧住民のコミュニティ」「市全体のコミュニティ」に決定です。
頭を休めて、未来シナリオに向けて右脳を活性化
グループわけが終わると、ソロウォークをしながら30分間「自分が一番大切にしたいこと」について考える時間がありました。それまでずっとディスカッションをしたり誰かとの対話をしていて一人になる時間がなかったと思うので、こうして一人になって自分と対話することにより、それまでのことを整理できたと思います。
みんな外に出たりいろんな場所でリフレッシュしてきたあと、右脳活性化のためにねんどワークをしました。みんな個性的でとってもかわいい作品を作っていました~☆
警戒未来のシナリオ
そして夕食を食べたあと、グループで警戒シナリオをつくるワークにうつりました。
それぞれが調べてきたものなどを持ち寄って、そこからマイナストレンドで注目したいものをピックアップしていきました。それらを組み合わせて<やることなすことすべてうまくいかない>ように考える警戒未来のシナリオをつくっていきました。
悪いように考えるはずが、ついつい良くなるように考える人もいたようです。でも悪くなるように考えることで、地域の課題についてもいろいろと見えてきたようです。
この日は夜10時半ころには終わりました。最後にみんなで輪になって一人ずつコメントを言っていくと、「難しいけど頑張ります!」という前向きなコメントをする人がたくさんいました。みんな今が正念場です!4日目&5日目にむけてがんばれ~