長いようで短かった合宿もとうとう最終日です!
最終日は朝から市民の方々と一緒になって一日中ワークショップ。
みんな朝早くからチームごとに集まって、開始直前まで確認しあっていました。
地域のみなさんも集まりだし、いよいよ最終日のワークショップ開始です!最終日は北杜市民の方だけでなく、東京のほうから駆けつけてくださった方々も数名いました。みなさんハナラボのために本当ありがとうございます!!!
まずキープ協会の山本さん、ハナラボ代表の角からこれまでの経緯とハナラボの説明をした後、早速学生がつくったシナリオ発表の時間です。マイナスの警戒シナリオと、プラスの可能シナリオをそれぞれ発表しました。
どのチームも、前日指摘されていた部分を改善していたり、さらに具体的なシナリオになっていました。どのチームも、前日夜遅くまで残って作業していたおかげですね。みんなの頑張りはしっかり見ていましたよ~!
発表が終わると、前日と同じように、各チームにわかれて市民の方からのフィードバックの時間がありました。
今回のディスカッションは、学生たちの発表内容が具体的だったからか、市民の方も具体的に指摘してくださったり、シナリオも実現化に向けてより具体化されていったようでした。
学生たちが市民の方からでてきた話を聞きながら自然とポストイットにかいていって、それがさらにてんこ盛りになっている様子を見て、なんだかハナラボぽいな~と思ってしまいました。ハナラボにとって模造紙とポストイットはマストアイテムですね☆
ディスカッションが終わってそれぞれ感想を聞くと、学生からは「大人の人と一緒に話し合いをすると、知識がたくさんあっていろんな話が出てくるので、すぐにポストイットだらけになってしまう。大人ってすごいなあ・・・」という感想がありました。
でもそれらのおとなの話をあっという間に吸収できる力を学生のみんなは持っているんだよ~!
市民の方からの意見では、「地域の人の声がしっかりと反映されていてすごくいいなと思った」と言ってくださいました。
きっとみんな頑張って何枚もポストイットと模造紙をつかってディスカッションしているうちに、市民の方の想いが乗り移っていたんだと思います。ここが女子の強み、共感力ですね~☆
お昼休憩のあと、午後の部が始まりました。午前で帰られる方、午後からこられる方もいて、午前とはまた違うメンバー、雰囲気で始まりました。
午後は、これまでの発表や調査などをふまえて、これからやっていけそうなことの中でより具体的な案を出して、それについてグループにわかれて話し合いをしました。
みんなで輪になり、これについて話したい!と思うことがあったら、地域の方でも、東京から来た方も、学生のほうからも自由にテーマ設定をして案を出していきました。
・super agliculture highschool
・8つのまちがつながるためには?
・人と自然を育てる
・アイディアの泉
・コミュニケーションカフェ
・ちょっと○○できる場
・上からマリコ
・古民家などの地域の建物を活かしてビジネス、システムをうむには?
・人を育てる
・研究 開発
などのトピックが出ました。
話し合いは二回にわけて行われ、まず一回目ではテーマを出した人がどういう経緯でこのテーマ設定をしたのかを聞いたうえで話し合いを進めていきました。
そして二回目は、その一回目に出てきた内容をふまえて、それらを前に進めるために必要なもの、足りないものについて話し合っていきました。
それが終わるとトピックを出した人が一人になって
- 2つの話し合いから得られたアイディアや話の概要
- テーマトピックを前に進めるために必要なもの足りないもの
- テーマトピックの実行実現のために考えられる1st 2ndSTEP
について考えて最終的に発表しました。
自分が出したトピックについて、集まってくれたメンバーで一生懸命になってそのことについてだけ話し合う、こんな贅沢な時間はないですね。それぞれ最終的には素敵なアクションプランになっていて、どれも実現しそうだな~と感じました。
最後に西村さんからいただいたコメントで印象に残っていたこととして、西村さんも自分たちで山形県の庄内という地域で同じような活動をしているらしいのですが、そこでやったワークショップで出たアイディアは、すべて実現したか、実際にやってみて無理だとわかったかのどちらかだ、とおっしゃっていました。
アイディアを出すのは簡単ですが、それを実際に実行に移すのが大変なんです。でも実際にやってみなければわからないことばかりだと思います。今回のワークショップもただの一日で終わるイベントではなく、今後につながるものになってもらえら嬉しいです!
ここからが勝負ですよ~!
ひとまずみなさん、5日間お疲れさまでした!!!(ハナラボスタッフ 鎌田明子)