ハナラボの角です。月曜日の連載「ハナラボStory!」の5回目。今日は「テクニカルライター」の仕事から学んだことについて。
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テクニカルライターの多くは、設計仕様書を解読したり設計者にインタビューしながら原稿を書きます。つまり、まだ製品が形になっていないときから、書き始めるんです。でないと、発売に間に合わないから。
ライターとして何度も言われたことは、ユーザーの視点に立つこと。なんといっても最初のユーザーになるわけですから、ユーザビリティ(使い勝手)に関しても意見を問われます。作り手と使い手には溝があります。作り手がどんなに意識していても、やっぱり完全に使い手の目線で開発するのは難しいんですよね。そこをつなぐのがライターの役割なんです。
その後、ライター業務と並行してWebサイトの制作に関わるようになり、もっと仕事の幅を広げたいと思うようになりました。そして、入社5年ほどで退社。マルチメディアスクールに1年通ったのち、友人たちと子ども向けコンテンツの制作ユニットを立ち上げたり、フリーランスでWeb制作や講師をしたりと、ライターとしての仕事よりもデザイナーとしての仕事が増えていきました。
けれど、Webデザイナーとして仕事をしつつも、デザインを専門に学んでいないことがずっと引っかかっていたんですよね。そんなとき、武蔵野美術大学に4年制の通信教育課程ができると知り、すぐに入学を決めました。それが2002年のことでした。
とまあ、社会人になってから、武蔵野美術大学に辿り着くまでを駆け足で振り返ってみました。仕事が楽しくて、新しいことを覚えるのが楽しくて、ただただ「ものづくり」に没頭していた時期でした。それにしても、女子大を卒業したときには、自分が美大に行くなんて考えたこともなかったのに人生とは不思議なものですよね。
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[…] 2014年3月17日(月)ハナラボStory!vol.05 […]
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