合宿三日目はわたしたちハナラボの第二の故郷、増富に行きました!
わたしは昨年の北杜市プロジェクトから関わっているので、増富に訪れるのはおそらくこれで10回目くらい。今回は新しいメンバーと一緒に挨拶回りと改めて現地の方々のお話を伺う機会を設けていただきました。
場所は、増富の中のみずがき湖よりも北に位置する有井さんのお宅。
有井さんご夫妻は会った途端、開口一番に
「久しぶり。よく来てくれた!!ほら、一緒に餅つきしよう!」
有井節子さん、正一さんの元気と勢いに圧倒されるわたしたち。
まず一つの大木から作られたと思われる大きな臼に、羽釜(はがま)で蒸したばかりのお餅を正一さんと節子さんは入れていきます。
「これはお父さんのおばあちゃんの代からずっと大切に使われ続けているんだよ〜」
節子さんと正一さんが教えてくれること一つ一つに、わたしたちは驚きを隠せません。
お二人のお手本を見たあとに、学生も一人ずつ餅つきをさせていただきました。
中には、「お餅つきなんて幼稚園ぶり!」という学生も。
1月の長坂での市政報告会でもお目にかかってはいたものの、有井さんのお宅に伺うのは昨年9月にあった修行ツアーぶり。
「9月に一緒に採ったかぼちゃだよ〜」「そのとき話してた乾干し大根!覚えてる?」「これ全部うちで採れたもので作った料理なの。」
その時点で有井さんのお家には、8人のハナラボスタッフと学生、5人の地元の方がいらっしゃたので、一つのこたつに10人以上で入り(笑)
有井さんご夫妻は、そんな大勢であっても食べきれないほどのお食事と素敵なおもてなしをしてくださいました。
お腹が満たされたあとは、それそれ地元の方にインタビュー。
30分という短いインタビューの時間でしたが、料理上手な節子さんは、料理の新しいメニューがひらめいたら、それが朝4時でもすぐ起き上がって必ず実行する。大地からの恵みをすべて大切にしたい。身近なものを工夫してうまく再利用できたときに幸せを観じる。まだまだ増富のためにやりたいこともたくさんある。
とわたしたちに教えてくださいました。
わたしたちハナラボは、地元の方の想いを汲み取り、地元の方々が描いている夢の実現のお手伝いもしていきたいと思っています。
わたしの大好きな増富。
次回もまたたくさんの人を連れて増富に訪れることのできるように、次なるプロジェクトに取りかかります!
渡辺