こんにちは!学生記者のさよです。今回は島根県隠岐の島在住の宮本咲季さんから島暮らしについてのお話をお聞きしました。
宮本さんは静岡県沼津市出身で、都内のWebマーケティング会社に就職後、約一年間ワーキングホリデーのためオーストラリアに滞在。その後福岡での会社員生活を経て、今は隠岐の島で古民家ゲストハウス「佃屋」を運営しつつ、Webクリエイターのお仕事もしています。
皆さんは隠岐の島を知っていますか?私は島への移住ということを考えたことがなかったのであまり知らなく、また「隠岐」と聞くと、日本史から「天皇が流された場所」というイメージがまず浮かんでいました。しかし宮本さんから隠岐の魅力を聞いた後、「訪れてみたい!」と強く思いました。
宮本さんは島への移住を昔から考えていたのかと思いきや、意外にも全く考えていなかったそうです。おっちゃんから釣りを教わったり、おばあちゃんから自然のことを教わったり、仲間とキャンプをしたりと、人との繋がりが密であるところ。四季とともに生きられるところ。お米やお魚など食べ物がとにかく美味しく、旬のものを旬の時期に食べられるところ(「隠岐太り」という言葉もあるそうです!)。
このような隠岐の島の人・自然・ライフスタイルに惹かれ、「この島をもっと元気にしたい、面白くしたい!」と思い、移住を決意したそうです。しかし、もちろん不安もあったそうです。地域に馴染めるか、長期的に暮らしていけるのか、仕事・住むところが見つかるのか、パートナーが見つかるのか・・・。しかし島への愛と魅力をお話しくださり、ずっと隠岐に住みたいという宮本さんからは、移住してよかったという気持ちがとても伝わってきました。
昔から世界を旅するのが大好きで行動派だったという宮本さん。私たち学生に向けてのメッセージをお願いしました。「自由な時間を活用してほしい。とにかく行動してやってみて、世界観を広げてほしい」とおっしゃっていました。なかなか一歩踏み出せない人には、「保険を持った状態で挑戦してみればいい」とのこと。何か新しいことを始めたり、新しい世界に飛び込んでみたりすることは誰でも勇気が必要です。「でも何か勇気がいることをちょっとやってみてほしい。見ようと思えば近くに大きな外の世界がある。動いてみると楽しいよ。」一歩踏み出し世界観を広げてきて、生き生きとお話ししてくださる宮本さんのこの言葉は、とても説得力がありました。
このイベントに行ってから、一度隠岐に行きたくなりました。暖かくなったら隠岐に行き、宮本さんの佃屋に泊まろうと思います!宮本さんへのインタビュー記事は後日掲載します。お楽しみに♪
ハナジョブインタビュー:世界を広げ行き着いた、島暮らし(島根県隠岐の島町)