滋賀県の未来のわたしキセカエプロジェクト。8/8のキックオフを終え、未来シナリオをつくる、怒濤の3日間が始まりました。さすがに、3日間はきつかった!
というわけで、まずは1日目の様子をレポートします。すっかり涼しくなった、8/26の南草津。完全に持っていく服を間違えました。一人だけ季節外れの服を着ている、代表の角です。
3日間のゴールは、未来シナリオのメインストーリーを作ること。そのために、キックオフから今日までの期間を利用して、両親のどちらか一方と割り振られた属性の人にインタビューを行い、レポートを提出してもらいました。属性は年代(20代、30代、40代)・未婚・既婚・子どもあり・子どもなしに分類し、いずれか一人を担当します。さらに、家庭訪問して子育てを手伝ったり、企業訪問して仕事の現場を知ったりと、家庭と仕事を体験してもらいました。
ハナラボからの10の質問
キックオフと同様「ハナラボからの10の質問」からスタート!この10の質問は、ヨコハマハコ入りムスメプロジェクト2期生から始めたもの。でも、初日しか使わなかったので、いまいち浸透していないことに気づきました。そこで、滋賀県のプロジェクトでは毎回ウォーミングアップを兼ねて、話をすることにしたんです。
10の質問から1つを選び、4人程度で話をしてもらいます。例えば「1. 失敗しそうなことはやらないほうがいい?」「2. すべてのことには正解がある?」といった質問です。毎回異なる質問を選んで話すことで、プロジェクトに取り組む意識付けができるんですよね。ほかの人の考えを聞くことも、自分の考えを振り返る機会になります。
「ハナラボからの10の質問」は誰でも使えるように、追って公開したいと思います。もう少々お待ちくださいね。
インタビュー、家庭訪問、企業訪問レポートを発表
両親や社会人へのインタビューは、現在の働き方やライフスタイルを理解してもらうことが目的です。普段話すことのない、親の仕事や家族への想いや、これまで接することのなかった社会人へのインタビューを通して、それぞれに意識の変化があったようでした。
期間も短く、インタビューに慣れていない学生たちにはちょっとヘヴィな宿題でしたが、その成果は予想以上に大きかったようです。父親や母親の仕事観を聞くことで仕事の面白さに気づいたり、逆に思っていた以上に仕事が厳しくて心が揺らいだり。それにしても、プロジェクトに参加した学生たちのご両親の考え方が面白く、この親にしてこの子あり、という感じでした。
新しいワークスタイル in 滋賀
インプットが終わったところで、いよいよ「新しいワークスタイル in 滋賀」の作成です。次のような流れで進めていきます。滋賀県在住の大学生たちは、30年後の未来、どんな生き方・働き方をしているんでしょうか?社会の変化を踏まえて、未来シナリオを描きます。
- 予測を超えた社会の変化を考える
- 新しいワークスタイル in 滋賀の種を考える
- キャラクターを設定
- キャラクターごとのシナリオを作る
予測を超えた社会の変化を考える
まずは「予測を超えた社会の変化を考える」に取り組みました。すでにリリースされているニュースから、新技術や新しいライフスタイルなどをピックアップした記事をもとに、社会がどんなふうに変化するかを考えてもらいます。まずは、ここ最近のニュース150記事から、一人ずつ気になる記事を3〜7つ選びます。選んだ記事をヒントに、6つの「予測を超えた社会の変化」が生まれました。
- 一家に一人、石原さとみ。理想の彼氏(彼女)をつくる
- 高速通勤で高校生がアフリカにアルバイトへ
- 必要知識はダウンロード。学校は消える
- もう非モテ男子とは言わせない!恋愛ロボットで自信をつけて出会い系電車へGO!
- あなたのローン、無駄にしません!災害時も安心「動く家」に住んでみよう♪
- 週末は家族でお墓ピクニック♪
ロボット技術の進化や高齢化などの事実をもとに、30年後の未来を表すユニークなキャッチコピーが並びました。これだけだと「なんのこっちゃ」って感じですが、説明すると長くなりそうなので、それぞれの想像に委ねます(笑)。
ここで時間切れです。振り返りシートを記入してもらい、お開きとなりました。次回は「新しいワークスタイル in 滋賀の種を考える」です。お楽しみに!
[…] 本日は、前日に考えた「予測を超えた社会の変化」と「延長線上の未来 in 滋賀」を掛け合わせて、「新しいワークスタイルin滋賀」を作ります。「延長線上の未来 in 滋賀」は、初日のイ […]