10月5日、栄区選出の県会議員、楠梨恵子さんのところへお話を聞きにうかがいました!
台風が近づいていたため、大雨・強風でとても寒い日でした。髪の毛もぼさぼさでびしょ濡れになりながら、なんとか事務所までたどりつきました(笑)出かける前までは、初めて「議員さんにお会いする」ということで緊張していましたが、ご本人はとても気さくな方で、暖かく迎えてくださり、ホッとしました。
楠さんをお尋ねしたのは、ご自身が栄区で生まれ育ったということと、議員さんというご職業上、栄区の人やことについてお詳しいのではと考えたからです。栄区の魅力について伺ってみたところ、人と人のつながりが強い、という点を上げてくださいました。地域コミュニティが多いことから、人と顔を合わせやすく、また、福祉が充実していることからも分かるように、人を見守り、受け入れる体制ができている、とのことでした。
確かに、私たちが以前一日栄区の町たんけんをしただけでも、楠さんがおっしゃるその魅力をとても感じました。少し歩くだけで、高齢者や障がい者のためのサポート施設、幼児預かり所などが見つかり、福祉施設が充実していることがわかります。また、以前ブログでもご紹介した、地域の方が集まってお茶をしながらおしゃべりできるコミュニティスペース「さっちゃんの家」や、アースプラザなど、人が気軽に集まりやすい場所が多くあることも特徴です。人とのつながりが自然と生まれ、支え合う環境が整っていることは、人間関係の希薄化が特に大都市で叫ばれている今、横浜という大きな市の中にあって栄区の最大の魅力であるように思います。
あと、子供の頃と比べて栄区に何か変化を感じますか?という質問もさせて頂きました。楠さんの答えは「同級生がほとんどいなくなってしまった」ということでした。栄区は交通の便が良くなく、家から栄区の主要な駅である本郷台駅に行くのにも時間がかかりすぎる地域があります。そのため、大学進学の際に栄区を出て、一人暮らしを始めるパターンが多く、その後戻ってくるメリットもないため、栄区は高齢化が進行してしまっているようです。 交通の便が悪いことと、高齢化の進行は一見すると無関係のようですが、深いつながりがある、ということが新しい発見でした。
栄区で活躍している女性も何人かご紹介していただき、「ぷらっと栄」(さかえ区民活動センター)にもご連絡を入れて下さったので、帰りに寄ってきました。栄区であらゆる分野にお活躍なさってる方々の情報が集まっている場所で、該当者何人かを資料にしていただけました。 このぷらっと栄もまた、栄区の人とのつながりやすさを表すような場所だなーと実感しました!
あいにくの天気ではありましたが、良いお話が聞けて、とても充実していました!