こんにちは☆ ハナラボインターン生は6月3日に4つのグループに分かれてヒアリング調査を行いました。
こちらはチーム清里です!
まず最初に宿泊している「清泉寮」の裏の山道を抜けて、「ポール・ラッシュ記念センター 日本アメリカンフットボールの殿堂」に向かいました。
ポール・ラッシュさんは1925年に関東大震災で崩壊された東京と横浜のYMCA(キリスト教青年会)会館の再建委員のために初来日し、その後は立教大学の教授を勤め、1927年に日本聖徒アンデレ同胞会(BSA)を設立しました。
私たちが宿泊している「清泉寮」もポール・ラッシュさんが1938年にBSA(日本聖徒アンデレ同胞会指導者)訓練キャンプ場のために作られた施設なんですよ!
ここではポールさんの遺品や書物が残っていました。
ポールさんの遺品
当時のパスポート
またポールさんは立教大学勤務の頃、アメリカンフットボールの普及を思いつき、率先して防具などを準備し、東京学生アメリカンフットボール連盟を設立しました。
こちらはポール・ラッシュさんが実際に使っていたお部屋にも入れました。
手前がダイニングで奥が書斎となっています。他にもリビング、寝室、クローゼットまで見ることができました。
この「ポール・ラッシュ記念センター」でボランティア案内係の安子さんとお話しました。
安子さんは地元の方ではなく東京に住んでいましたが、北杜市の自然とポール・ラッシュさんの人柄に惹かれてこちらに移り住みました。英語が話せる安子さんは、ポール・ラッシュさんの元で通訳をしていました。
それから北杜市に住む方と結婚し、新たに観光案内所で働いたのち、今はボランティアとして「ポール・ラッシュ記念センター」にてお仕事をされています。
安子さんは最初に移り住んだときは分からないことばかりで、おばあちゃんたちに料理や、習慣を教えてもらっていました。今ではお友達とサークルを作ったり、季節の料理を作ったり、おすそ分けをしたりするのがとても楽しいそうです。
坂を下り次の場所に移動です。
時々より道をしながら進みます。牧場の横にあるパン屋さん、大人気です!
次に向かったのは清里駅近くのホテル オーベルジュで行われた、
「八ヶ岳高原 “山梨ワイン”テイスティングフェア2012」です。
八ヶ岳高原は、その冷涼な気候と周囲を取り巻く八ヶ岳景観や牧歌的風景により、環境温度に敏感なワインを理想的なコンディションで味わえる、日本でワインの「最も適した場所」と言われています。
山梨県のワイナリー・生産者のワインの試飲と販売、各種おつまみやお料理の販売、シニアソムリエによるワインセミナー、ブラインドテイスティングコンテスト、ミニコンサートなど内容は目白押し。
会場は円上にお店が並び、真ん中にはのんびり飲食できるスペースが広がっていて、隣の席にいた方と乾杯ができたり、情報を交換したり、コミュニティの場としてとても盛り上がっていました。
お食事の美味しさと人の温かさを身に染みて感じ、北杜市の新たな魅力にまた気付いた一日となりました。
以上チーム清里でした~☆
ハナラボインターン生 並木泰子