みなさんこんにちは!
今年も夏のソーシャルデザインプロジェクトが始まりました。今年の舞台は、日本の顔でもある「東京駅」。訪日外国人がもっと日本を楽しむためのアイデアを提案します。本記事では、8/10(木)に開催されたオリエンテーションの模様をお伝えします。
ハナラボのソーシャルデザインプロジェクトの特徴は、①実装を前提すること ②デザイナーと専門家が伴走すること。本プロジェクトでは、サービスデザイナーや地方創生コンサルタントが5名参加しました。そのうち、2名がハナラボの卒業生です。
学生メンバーも多様です。集まった女子大学生8名は大学も専攻も学年もバラバラ。全員初対面で、本日が初顔合わせとなりました。席に着くとさっそくお喋りが始まり、以前からの知り合いかと勘違いするほど。自己紹介のあと、事前講義からスタートです。
「インバウンド入門」講義からスタート!
観光は日本経済を支える重要な産業です。2022年の「世界の都市総合ランキング」によれば、東京はロンドン、ニューヨークに続いて3位にランクされています。
皆さんは、東京にはどのような魅力があると考えますか?
「伝統」「先進性」「自然」といった様々なキーワードが挙げられます。
東京都の観光施策「Tokyo Tokyo 」から観光庁の訪日マーケティング戦略までインバウンドについて幅広く学び、ポストコロナ時代に私たちに何ができるのかを考える貴重な時間となりました。
インタビュー&フィールドワーク入門
続いて、インタビューとフィールドワークのレクチャーを行いました。このあと、東京駅でフィールドワークとインタビューを行いますが、まずは練習として学生同士がペアになってインタビューにチャレンジします。テーマは「相手が求めている旅のスタイルを探ること」です。初対面のメンバー同士ですが、対話を通じて徐々に打ち解ける様子が見られました。インタビュー後は、相手が求める旅のツアー名とキャッチコピーを、みんなの前で発表しました!
「イタリア酒場ツアー〜飲んで歌って出会う旅〜」や「古都で楽しむグルメ旅〜和菓子をお腹いっぱい食べ尽くそう!〜」など、様々なツアーが企画されました!どれも個性豊かな旅ばかり。
相手の心を動かす提案をするために、必要なプロセスを学ぶことができました。
東京駅にて突撃インタビュー!
そしていよいよ実践です!東京駅に移動して、突撃インタビューを実施しました。3チームに分かれて、訪日外国人に声をかけていきます。英語でコミュニケーションを取ることに緊張するメンバーも。移動中もインタビュー内容を入念に確認し合いました。
勇気を出して一人目。そして、二人目。三人目。どのチームも積極的に外国人の方に話しかけ、様々な意見を引き出します。外国人の方々は、暑い中でも快く立ち止まり、私たちの英語を理解しようとしてくれたり、簡単な英語でコミュニケーションを取ろうとしてくれたりしました。
次回はいよいよ3days集中ワークショップです!それまでに各チームごとに、今日のフィールドワークで得た情報をまとめます。どのような気づきがあったのか、楽しみですね!
主催:NPO法人ハナラボ/一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会
協賛:株式会社NTTデータ Tangity
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