みなさん、こんにちは。ハナラボスタッフです。
本記事は2023年9月23日に実施した「Enjoy Japan More! 心に残る日本の旅を!〜東京駅が舞台!2023年夏のプロジェクト」の振り返りの模様をお届けします。
前回の様子はこちらをご覧ください。
振り返りの目的
みなさんは、日々振り返りを行なっていますか?
最近は、内省する方法として日記やジャーナリングが流行っているようですが、ハナラボでもプロジェクトが終わったあとの「振り返り」という行為を大切にしています。8月からこれまでのすべてのワークショップの後には、毎回振り返りを書いて提出してもらっていました。
振り返りの目的は、自分自身の学びや気づきを可視化し、他者からフィードバックをもらうことで新たな気づきを得ることです。どんな場面でどんなふうに努力したのか、どんな変化があったのかを具体的に言語化してみることは、就活の時にも役立ちます。今回は、9/14の最終発表から10日間の間を空けて、学生たちに以下の観点で振り返りの発表を行なってもらいました。
振り返りの観点
- プロジェクトに参加した理由
- プロジェクト当初に立てた目標とその理由
- 目標を達成するために努力したこと
- やる気スイッチがONになった瞬間、OFFになった瞬間(あれば)
- PJを通して何が得られたのか&どんな課題が見つかったのか
- 学びや気づきをこれからどう活かしていきたいか
個々の振り返り発表とGood & Motto
以下の進め方で、オンラインの振り返り会がはじまりました。
振り返り会の進め方
- 振り返りを発表する(10分)
- 発表者へのGood & Motto のコメントをMiroに記入する(5分)
- みんなからのコメントを読んで、発表からひとこと
一人ずつ自分自身のプロジェクト参加の目的、できたこととできなかったこと、気づいたことなどを発表していき、その後に「Good(ぐっど)」「Motto(もっと)」の形で他メンバーからのコメントを伝えます。
ここでは、フォードバックを「課題」として指摘する場ではなく、「現場⚪️⚪️ができてて素晴らしいね!◻️◻️をするともっとよくできるかも!」という具合に、前向きな言葉が飛び交います。自分の良いところを褒めてもらえるのは純粋に嬉しいですし、伝える側も気分が明るくなります。さらに、一人ずつこのフィードバックを行うことで、それぞれに違う長所があることを認め、自分自身が人と違って良いこと、お互いの強みを活かしながらチームとして動くことの意味を再確認できる場だったのではないかと思います。
オンラインなので、Miroという複数人で共同編集できるホワイトボードツールを活用しています。
学生からの声
他のメンバーの振り返りも、「そうそう!そこが強みだよね!」と納得するところが多かった。また、どうしてこんなにこれが得意なんだろう…?とすごく気になっていたところをメンバー自身が解説してくれて、すごくためになった。
自ら反省を行って、さらに周りの人からの評価をもらうことで、自分への理解が深まりました。皆からの評価は、「私」そのものがどう見えているかというより、プロジェクトを行う中で「私の働き・立ち回り」が、どう見えているかを知ることができた初めての体験でした。よりリアルで、実践的な自己分析に繋がると感じました。
今回のプロジェクトでは言語化する機会や他の人からの意見をもらえる機会が多くて自分を見つめ直す良いきっかけになりました。
長時間の振り返り、お疲れさまでした!
みんなとプロジェクトに取り組めたこと、とても誇りに思います!ありがとうございました。今回のプロジェクトが学生たちにとって、これからの人生やキャリアにおける転機になると嬉しいです。ありがとうございました。
主催:NPO法人ハナラボ/一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会
協賛:株式会社NTTデータ Tangity
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