みなさん こんにちは!
本記事は、9/29に実施した「わたしを目覚めさせる。Webメディアプロジェクト」プレゼンテーションのレポートです。今回は、学生たちのアイデアが詰まったプレゼンテーションの模様をお伝えします。前回の記事はこちらから。
全体の流れ
8/8〜10/6の約2ヶ月間、以下の流れで進めていきます。全体で集まってのワークショップは5回行います。
- ハナラボ・ハナジョブを理解する
- Webメディアの特性を理解する
- リサーチし、分析する
- ハナジョブのコンセプトを決める
- コンセプトに沿ったコンテンツを作る&ハナジョブを広めるための方法を考える
- 振り返り
プレゼン練習からスタート
先ほど紹介した上記5つのテーマを組み込んだハナジョブリニューアル実現のため、発表前の最終確認を行いました。学生たちは、8/22からこの日までの約1ヶ月間、SlackやZoomなどのオンラインツールを活用しながら、こまめに連絡を取り合い考えを形作ってきました。
本番を想定して練習を重ねていきました。もっと分かりやすい言い方はないか、このスライドで見やすいのかなど、練習を行う中で見えてきた部分を時間いっぱいまで修正を繰り返し行う姿が印象的でした。
コンテンツ&広報戦略 発表!まずはコンセプトから
いよいよ発表です!ハナラボスタッフに向けて、30分間のプレゼンテーションが始まりました。今回はコンテンツと広報戦略の2グループ合同で発表を行いました。
全体のコンセプトは・・・
育てようわたしらしさ。
みんなで。
に決定!それぞれが自分自身をリスペクトすることはもちろんだけど、みんなで」を加えることで「あなたはひとりじゃない」という安心感につながり、ハナジョブが不安や悩みを抱える女子学生にとってのセーフティスペースの場所となることを期待してのコンセプトです。次に、コンセプトに沿って、コンテンツと広報戦略を提案していきます!
コンテンツ制作チームからの提案
コンテンツチームが提案したのは、「学生生活、就活、女性社会人」という三つのカテゴリーのインタビュー記事、ショート動画、キャリアを考えるイベントです。
学生生活レポの狙いは、年齢の近い人のリアルな話を掲載することでハナジョブに親しみを持ってもらうこと。就活レポ、女性社会人レポは、現在のコンテンツと近いのですが、今よりもカジュアルに楽しみながら読んでもらえるように記事の構成を変更します。
そして、新しい提案がショート動画。すぐに情報を得られることに慣れてしまっている学生に対しても、伝えたい情報を伝えられる可能性が高いのでは、と考えたことが背景にあります。ショート動画で関心を持ってもらい、記事に誘導するのが狙いのひとつ。
キャリアを考えるイベントは、コンセプト「育てよう、わたしらしさ。みんなで」を体現するもの。現在も開催しているのですが、イベントで終わりではなく、その後も悩みを共有できるコミュニティを形成することを目指します。
さらに、記事のランキング機能など実際のサイトを参考にUIデザイン案を披露しました。
広報戦略チームからの提案
広報戦略チームからはSNSの活用を提案!アンケートインタビュー調査でリアルな声を集め、SNS活用の可能性を紹介しました。メインペルソナの2年生はSNS、サブペルソナの3年生は検索エンジンを活用する傾向があることがわかりました。
そこで、まずはメインペルソナの2年生にフォーカスし、利用者の目線で具体的な活用方法を提案していきます。例えば、SNSの女子大学生が検索しそうなキーワードを取り入れる、質問箱を設置するなど、すぐにでもチャレンジしたくなるようなものばかりです。
両チームともに、緊張した面持ちながらも、自信に満ち溢れた発表でした。指定された時間ちょうどに発表を終えるなど練習の成果を発揮できました。
コンテンツと広報の方向性を決めよう
無事に発表を終え、質疑応答の時間。スタッフから投げかけられた質問に、学生たちは丁寧に回答していました。
学生の中には現在就活中のメンバーもおり、ハナジョブへの率直な意見や要望が出てきました。どうすればハナジョブを身近に感じてもらえるのか、信頼されるサイトになれるのか考えをまとめていきました。
そして、これまでのハナジョブの良さを残しながらも、就活の過程で生じる悩みに寄り添うような内容にするなど考えが具現化されていきました。また社会人インタビューについてもこれまでとは違った切り口から紹介するなど新たなハナジョブの方向性が定まりました。
自分自身を振り返ろう
最後にプレゼンを終えて振り返りを行いました。Proud(誇らしいところ、良かったところなど)&Sorry(申し訳ないところ、改善したいところ)を考えました。個人で考えをまとめた後に、グループで共有しました。自分では苦手だと感じていた部分が他のメンバーからは強みだと言われることもあり、自分では気づかない一面を知る良い機会となったと思います。
「○○ちゃんがいてくれたから話しやすい雰囲気だった」や「議論が行き詰まった時、別の方向から意見くれて助かった」など、お互いの良いところをたくさん見つけていました。「一緒に活動できて良かった」など温かい言葉が飛び交い、プロジェクトを通じて絆が深まっていました。
次回は、プロジェクト全体の振り返りです。学生それぞれがプロジェクトでどのように感じたか聞けるのが今からとても楽しみです。
主催:NPO法人ハナラボ
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