とうとう折り返し地点もすぎて4日目突入!その様子をレポートします。朝10時からスタートし、前日に作ったシナリオのブラッシュアップから入りました。一度形にしたらスタッフ側へ発表し、それをブラッシュアップして再度持ってくる、という作業を何度も何度も繰り返していました。
お昼になってもお弁当を食べながらみんなでブレストする様子は見ていて関心。みんな頭の中は北杜市一色のようです。
前日の夜からこの日の午前中まではずっとマイナスなテーマばかり考えていたのですが、それがひと段落してプラスに考えるテーマになるとみんなどんどん表情が明るくなっていきました。
<すべてがうまくいかない警戒シナリオ>をつくっていても、ついつい良くなる考えをしてしまっていたくらい、前向きなハナラボインターンたちです(笑)。
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夜は、いよいよ市民の方々をよんでワークショップを開催します。
グループごとに進度も違ってそれぞれのペースで進められていたのですが、残り1時間、30分とタイムリミットがさしせまると、みんなの表情もだんだんと変わり、部屋の中の空気が真剣モードそのものでした。
行き詰まっていたチームもありましたが、ある学生の一言から糸口がつかめたようで、一気にアイデアが固まりました。このときのこのチームの勢いは本当にすごかった。その他のチームも、開始時間のぎりぎりまでチーム内でリハーサル。時間がないなりに必死に頑張っているようでした。
そして、19時からワークショップが始まりました。参加してくださった市民の方は10名。まずは、今の状態が続くと最悪こうなってしまうという「警戒未来シナリオ」と、こんな仕掛けがあれば状況が好転するという「可能未来シナリオ」の発表です。
プレゼンの後は、市民のみなさんに興味を持ったグループに入ってもらい、フィードバックしていただきました。
ワークショップは9時に終わる予定だったのですが、気づくと時間がすぎ、予定を1時間半もオーバーしていました。
この日は一日中屋内に缶詰状態だったのですが、それでも終わるころにはみんなイキイキとしてすごくいい顔をしていました。ようやく何かをつかめてきて、時間があるならもっともっとやっていたい!というそんな気持ちなのかな~と思いました。
お風呂に入ってゆっくり体を休めた後、また模造紙を広げて夜中まで頑張っている様子でした。みんなここが正念場!がんばれ~(ハナラボスタッフ 鎌田明子)
※1〜4枚めの写真 (C)Eriko Kaniwa