みなさん、こんにちは!代表の角です。
今年度からハナラボは大きく変わります。
2008年に女子学生のためのWebメディア「ハナジョブ」をリリースし、2012年にNPOとして法人化したハナラボ。私は創業から代表として活動してきましたが、2019年あたりから世代交代を考え始めました。立ち上げて基盤をつくりましたが、広げる段階ではまた異なる力が必要になります。
ハナラボを進化させるため、2019年から理事として新たに大石真子と森下晶代を加え、彼女たちに次の代表を託そうと準備を始めました。代表に近い立場で活動してもらい、徐々に私の役割を委ねていきました。
満を持して、2021年6月から大石・森下が代表理事として加わることになり、今年度は3人体制で代表を担うこととなりました。
キャリアコンサルタントの資格を持つ大石は、2013年に学生としてハナラボに参加し、卒業してからはスタッフとしてメディア事業やキャリア支援の中核を担っています。サービスデザイナーでもある森下は、2014年から社会課題解決事業の設計やプロジェクトマネジメントなどクリエイティブ事業に携わってきました。
二人の経験や強みを生かしながら、スタッフとともに新しいハナラボをつくっていきたいと思います。
代表就任のメッセージ
私のハナラボとの出会いは、10年近く前、高校生のときに偶然みつけたハナジョブでした。私も学生記者として話を聞いてみたい!そんな思いで始めたはずが、何故か半年間の社会課題解決プロジェクトに参加することになっていたのがハナラボらしいですが(笑)。
ちょっとだけ勇気を出して飛び込んだあの日から、自分にこんなチカラもあったんだ!と気づけたり、素敵な社会人のお姉さんと出会えたり、世界がぐっと広がりました。そして、ありのままの自分を受け入れて、信じられるようになったのも、ハナラボという場があったからのように思います。
そんなハナラボへの恩返しの気持ちでスタッフとして活動をしてきましたが、もっとハナラボでの活動を広げていきたいと、今回代表理事に挑戦してみることとなりました。
日本の女子学生の多くは、世の中から求められた「女の子らしさ」の中で、自分自身を過小評価したり、自らの選択肢を狭めてしまっている面もあると思います。
ハナラボの活動を通して、一人でも多くの女の子が自分自身の可能性に気づき、社会を変える担い手となる一歩を踏み出せるよう、できることから少しずつ、がんばります!
大石真子
慶應義塾大学卒業。大学在学時、ハナラボの社会課題解決プロジェクトや学生記者としての活動を経験。
卒業後は人材紹介会社で勤務する傍ら、スタッフとしてハナラボに関わり続けてきました。
主にハナジョブ学生記者の育成、ハナラボコミュニティの企画運営を担当しています。
キャリアコンサルタント(国家資格)保有。
社会人になってから初めて出会ったハナラボ。
最初はもう少し社会人生活を豊かなものにしたい、だったら自分が通ってきた道で大変だったことを少しだけ変えてみることできないかな?くらいのふんわりとしたオンボーディングでした。実際に関わっていくと、私自身がこれまで女の子だからとモヤモヤしていることが一つひとつスッキリしていくようなそんな感覚がたくさん。そんな体験があって、段々ともっと多くの人と関わっていけたら、もう少し変化のスピードを上げることができたらと思うようになり、このタイミングで代表にチャレンジします。
社会課題が解決するということは、自分自身もそして周りの人たちも、小さな変化を繰り返すことで、日々の中で大丈夫なこと、次の選択肢が増えていくことなのだとしみじみと実感しています。
もっともっと自由に!もっと可能性を信じて。自分にしかない笑顔を見つけられる、そんな社会を目指して、一歩ずつ進んでいきたいと思います。
▼ぜひご覧ください
2021年度のハナラボを考える
森下晶代
千葉大学でデザイン課程を修了。
ITメーカーにて、プロダクトデザインやコーポレートデザインを経験し、現在のサービスデザインの業務に従事。企業のビジョンを描いたり、ヒトに優しいサービス開発を実践。
ハナラボでは、主に自治体さんや企業の方と一緒に、社会課題の解決にむけて、参加しているみんなの創造力の向上に取り組んでいます。
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