10月27日(土)私たちほくとラボチーム5名はNPOカタリバさんの「教育グッドプラクティスセミナー」に参加してきました!
自分について深く考えたり、社会と接する機会がない高校生に、先輩の話を聞き自分の将来について考える場を与えたい。将来に向けて背中を押される「きっかけ」さえあれば、主体的になれる生徒も多いはず。 そうすれば、若い世代が今よりもう少し将来に希望をもち、自分に自信を持てるのではないか!
そして意思ある進路選びをできれば、日本はもっと元気になるはず!
そんな思いから、大学生スタッフが高校を訪問し、大学生と高校生が現在の悩みや熱中していることなどを話す場、それが【カタリ場】です。
【HP】http://www.katariba.net/
「教育グッドプラクティスセミナー」は、そんなカタリ場の魅力を、学校教育に関わる教職員の先生や教師を目指す学生向けに伝えるために企画されているものです。
「将来のことを考えて高校生の心に火を付けたい」というカタリバさんの思いは、ほくとラボを企画している私たちの考えと通じるものがあり、多くの学びを得ることができるのではないかと考え、参加を決めました。
翌日にハナラボ大報告会を控えた私たち。
そわそわした気持ちを抱えながら、カタリバさんの活動からたくさんのことを学ぼうと意気込み、会場へ向かいました!
会場に到着すると、スーツの方々がずらり。
先生方から大学生の方々までたくさんの人が参加していました!
まずはカタリ場事業部長の今村亮さんコーディネートによるワークショップ。
最初にカタリ場の説明がありました。
カタリ場はキャリアを考える「きっかけ」。 人生において、高校時代に考えることや、どんな行動をするのかはとても重要である。そこで、高校生の日常生活のチャレンジを刺激するべき!
話す相手を大学生としているのは、高校生と大学生が、動機付けに効果的な関係性である「ナナメの関係」だから。先生や親、そして友達とも違う少し年上のお兄さんお姉さんだからこそ、高校生の本音が出やすい。 などのお話を伺いました。私たちは必死にメモメモ…。
その後3、4名ずつのグループになり、グループワークが始まりました。
まずは自己紹介から!
私のグループではカタリ場を既にご自身の高校で取り入れている先生と、カタリ場のボランティアとして参加したことがある学生さんの3人グループでした(^^)
私がほくとラボの説明をすると、高校の先生に「すごいですね!とっても良いですね!」と言っていただけました!
「『ハナラボ」でネット検索してみてください」と、ちゃっかりハナラボの宣伝もしてきましたよ~笑
次に、大学生スタッフの方々が実際にカタリ場で行っている紙芝居形式プレゼンを実演してくれました。
話す内容は、大学生活で今打ち込んでいることや夢、進路選びの失敗談や、高校生のときの自分への後悔などさまざまです。高校生はカタリ場でこのような先輩の話を聞き、「なりたい自分像」の具体例を見つけます。
大学生が話す悩みや不安はとてもリアルでした。大学生の方から自分をさらけ出すことで、高校生との距離が縮まるのだと思いました。
続いて、再びグループへ戻り、高校1年生の女の子をケーススタディとして、自分が大学生スタッフだとしたら女の子とどんな「約束」をするかを話し合いました。
この「約束」は、カタリ場で最後に必ず行われ、高校生がカタリ場で考えたことを行動につなげるために、今日からできる小さな行動をカードに書き込むものです。 実際に行動にうつすきっかけをつくってあげるにはどうすれば良いのか…?
答えはないだけに難しいです…。
身近で具体的な約束を設定してあげると良いとアドバイスも頂きながら、意見を交わしました。
ワークショップの後は、実際にカタリ場を導入している2つの高校の事例発表を伺いました。それぞれの高校のカタリ場導入を決めた先生が、高校生にとってどのような進路指導をすることが重要なのかなどについてお話ししてくださいました。
☆多様な価値観、ロールモデルと出会うことは大切!!
☆「そんな夢無理でしょ」「現実を見なさい」とは言わない、素敵な大人に出会うことは大切!!
などの先生方の考えは、ほくとラボチームの考えと同じ!震えました!(笑)
熱い思いを持ってアクションを起こす先生のその姿はまさに「若」!
やはり、このような「若」が街に溢れたら…と思うとわくわくしますね^^
そのほか、実施間隔や実施後の振り返りなど、実際に取り入れていくにあたり重要なことを詳しく話してくださり、とても勉強になりました。
最後にセミナーを通じて考えた自分の「約束」をカードに記し、終了しました☆
帰りに皆で今村さんにご挨拶すると、「応援してます!」とのお言葉を頂き、とても嬉しかったです! (一緒に写真を撮っていただけば良かったと後で後悔…)
ここにも「若」が1名いらっしゃいましたね…!(^^)☆
高校生にとって自分と真剣に向き合ってくれる人がいるということはとても貴重なことだと感じました。 ほくとラボをする意味を改めて考えることもでき、本当に参加して良かったと思いました!
会場を後にした私たちはオシャレなカフェへ… そこで、セミナーでのことをシェアし、翌日の報告会に向け最終調整をしました!
ミーティングは3時間にも及び、準備万端!!あとは明日を迎えるだけです。
「明日頑張ろうね!」とお互いを励ましあいながら別れました♪
明日ほくとラボをたくさんの人に知っていただけると思うとドキドキ…。
参加する皆さんと楽しい時間が過ごせると良いなと思います(^o^)!
ハナラボインターン 金 愛美里