6月18日にいわーなと桜木町・記念館の周辺をフィールドワークしてきました!
まず桜木町の駅で待ち合わせて、赤いくつのバスに乗って港の見える丘公園前で降り、記念館へと向かいました。
バス停には学校帰りの小学生、シニアのグループ、カップルなどで列をなしていました。特にシニア世代が多かったように思います。赤いくつのバスに乗るのは初めてだったのですが、バスは赤と木を基調とした内装で、横浜の名所を紹介したPVも流れており、とても居心地が良かったです。
赤いくつのバスはお高いイメージがあったのですが、大人100円子供50円と一般のバスよりも安いことに驚きました。赤いくつのバスの存在はこのフィールドワークで最も大きな収穫だったと思います。
記念館は港の見える丘公園という好立地にありますが、坂の上で、駅からも少し歩くこと、駐車場の数が少ないことといった交通の不便さが大きな問題の1つとしてありました。
記念館への動線作りは、私たちのチームでもいくつかアイデアが出ましたが具体性にかけていて、行き詰まっていました。フィールドワークで実際に赤いくつのバスに乗ってみて、小学生とシニア世代の利用者が多かったこと、料金の安さ、桜木町駅・関内駅からの使い勝手の良さが実感でき、記念館への動線にバスが有効であることが発見できました。特に小学生が利用していることを知れたのは大きかったです。
港の見える丘公園前で一緒にバスを降りたシニアのグループがいたのですが、大佛次郎記念館の看板を見て「大佛次郎記念館ってこんなところにあるんだ。鞍馬天狗!!」と話していたのを聞きました。やはり大佛次郎はシニア世代には認知度があるのだと再認識しました。私は集客数を上げるにあたって、新たな客層の発掘とともに、今の客層の大半であるシニア世代への新たなアプローチも考えるべき課題だと思いました。
記念館では館長の沼尾さん、副館長の福富さんにもお話を伺うことができました。
沼尾さんには、いま力を入れている学生へのアプローチ活動のお話を聞かせていただき、福富さんにもいま販売されているグッズのお話など聞かせていただきました。福富さんのつけていた名札の絵が、記念館の柵とねこをモチーフにして作ったもので可愛かったです。
あらためて記念館をじっくりと回ったことで、実際にチームで出たアイデアを実現するとしたらどこのスペースが使えるのか、ということや、逆にアイデアの実現が難しいことなどを見直すことができました。発見できたムダなスペース・使えるスペースを最大限に生かせるアイデアをこれからもっと煮詰めていかなければいけません。
記念館を出た後は、おいしいソフトクリームで甘いものを補給!山手111番館で買えるのですが、バニラがおいしいのでおすすめです。
そして元町中華街の商店街→中華街→ホテルニューグランド→山下公園→赤レンガ→ワールドポーターズ→桜木町駅と歩いて回りました。
ホテルニューグランドは、ナポリタン・プリンアラモードの発祥の地であり、大佛次郎のゆかりの場所でもあります。少ないながらもホテル内に大佛次郎についての展示があったので、これをもっと活かせるアイデアを考えていきたいと思います。
残念ながらプリンアラモードは売り切れで食べることができませんでした(TT)涙
山下公園の中にあるLAWSONで、前回福富さんがくださったナポリタンあられを発見し、2人とも購入!やっぱりおいしくて、無言でぼりぼり食べてました!笑
最後はコレットマーレで、おいしい海鮮丼とお蕎麦の定食を食べて、今日の振り返りと次までの宿題について話し合って解散しました。
このフィールドワークでの収穫はとても大きいものでした。実際に歩いてみることで、記念館への動線のパターンをいくつかピックアップすることができたし、これまでの話し合いででたアイデアを現場に当てはめて再確認することができました。
このフィールドワークで得たことを生かして、私たちのチームのテーマである「遊び心」を忘れずに、頑張っていきます!
ゆうな