ハナラボの角です。なんだかんだと日常に追われ、気づいたら前回のブログから2週間も経ってしまいました。今日は、7/27に開催された「大学生研究フォーラム」の様子をお届けします!
大学生研究フォーラムは今年で7回目。テーマは「変貌する大学の入口と出口:大学・企業に何ができるか」 。東京大学、京都大学、電通育英会の共催です。
登壇者はキャリア教育や大学評価などを専門とする先生方が中心で、参加者は大学教員、職員、高校関係者、塾関係者、キャリアカウンセラーなど、教育に関わる方たち。専門家が専門家の話を聞きにくる、そんなフォーラムです。参加者は500人くらいとのこと。
そんなフォーラムに、なぜ私が登壇者として呼ばれたかというと、大学生と社会人をつなぐという活動をしているから。研究者としてではなく、実践者として声をかけていただいたんです。ホントにありがたいです。
前日に登壇者で打ち合わせをしたのですが、先生方の話がすべて興味深くて、あー、この場にいられて幸せ!と一人感動しておりました。
実践者にとって、常に問われるのは、その活動は本当に意味のある活動なのか、ということ。学生たちの成長にどれだけ繋がっているのか、日々悩んでいるわけです。先生方の報告を聞きながら、もっともっと実践の場から成果や気づきを発信していかなくちゃ!と思いました。
それぞれの立場で、見えることは異なる。だから、私たち、実践者がやってきたことを伝える必要があるんですよね。お互いに異なる視点から示唆を得ることができる、とても意義のあるフォーラムでした!
私自身は「共感から生まれる、ゆるいつながり」と「ミッションから生まれる、強いつながり」の話をしました。
前者は、2010年から続いている「学生と社会人の女子会」・・・最近では「ハナラボトークセッション」と呼んでいるけど・・・さまざまなコミュニティから女性が集まり、同じ話を聞き、共感の中で対話する。そして、そこから生まれるつながりは、ゆるく続いて広がっていく。世代や仕事を超えて、つながる心地よさと安心感。
後者は、地域課題解決のプロジェクト。強いつながりのコミュニティの中に、外から女子大生が入っていくことで、彼女たち自身が強いつながりに巻き込まれる。そこから生まれる、人のために行動する気持ちや責任感、そして、誰かに助けてもらう力。強いつながりだからこそ、得られるものだと思うのです。
私が大学生研究フォーラムに登壇することになったのも、このゆるいつながりと強いつながりのおかげです。さまざまな形で、みんなが送り込んでくれたんですよね。そう考えると、なんだか胸が熱くなります。
持ち時間は30分。
あっという間で、まだまだ話足りないことがあったのですが、それはまた別の機会に。
最後になりましたが、フォーラムに来てくださったみなさん、登壇者の先生方、そして、フォーラムの企画運営をされた京大の溝上先生、東大の中原先生、電通育英会のみなさま、本当にありがとうございました!
研究者のみなさん、ぜひともハナラボを題材に研究してください〜!どなたか、一緒にやりませんか?