こんばんは!事務局スタッフのみくです。
前回のミーティングで一時休止となったしおじり商品開発プロジェクト。10月20日の活動再開はどうなったのか…!とその前に、以前から決まっていた10月19日のスープ製造先との打合せのご報告です。
♢スープを実際に作るのは誰?
皆さんは受託製造という言葉を知っていますか?OEMやODMと言うこともあるかもしれません。
受託製造とは、メーカーが依頼を受けて、他社のブランド(商標)の商品を生産することです。メーカー間で行われることもあれば、スーパーやコンビニなどの大手小売業者がメーカーに依頼することもあります。プライベートブランドの商品がその例ですね。小売業者が商品の企画をメーカーに持ち込み、メーカーで開発~製造を行い、その小売業者の製品として店頭に並びます。
裏の表示を見てみると、販売者の他に製造者という表示で、実際に作っている会社が書かれているはずです。受託製造は食品の他、化粧品や日用品でも行われているので、気になる方はお店に行って裏の表示を見てみてください♪
さて今回のプロジェクトですが、スープを作ると言ってもハナラボは製造設備を持っていません。そこで受託製造をしてくれる食品メーカーに製造を依頼する必要があるのです。
♢レトルトスープを作るには
今回はセントラルパック株式会社の青木さんにお話を伺いました。セントラルパックは松本市にあるレトルト食品の受託製造会社で、2017年からスープも多く製造しています。松本市は塩尻市の隣なので、新鮮な塩尻野菜をすぐにスープにすることができます♪
友森シェフが作ってくれた試食用のスープを見ながら、製造方法などを説明していただきました。パウチ一つ一つに具材を均一に充填するにはどうするのか。加熱処理で野菜の色が落ちてしまわないか。パウチはどのような種類・サイズが良いか。製造の現場を知っている方ならではの意見をたくさんいただきました。今までフワフワしていた製造の様子が、現実味を帯びてきました♪
♢やっぱりコストが大変…!
ただここで問題となってくるのがコストです。スープに限らず、製品は一度に大量に作るほうが1個あたりのコストは低くなります。食品メーカーでは大きな釜で一度に数百kg~数トン、数千~数万食を作るのが基本。私達の販売計画の300kgはこれと比べると少なく、コストがかなり割高になってしまうそうです。
果たして300kgでやっていけるのでしょうか。まだまだ先が見えない塩尻スープ計画。引き続きどうぞよろしくお願いします♪
そしてそして、次回はいよいよ試食会の様子をお伝えします!
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