こんにちは!学生記者のたむたむです!先日、「さかえdeつながるアート」代表の岩上百合子さんにメンバーとともにお話をお伺いしてきました。
「Edit girls in Sakae」は、横浜市栄区のモノ・コト・ヒトの魅力を探し出し、発信することをミッションとしたプロジェクトです。森に囲まれた、横浜市栄区。横浜よりも鎌倉に近い、自然豊かな地域です。栄で暮らす女性たちにスポットをあてます。学生記者養成スクールを経て、栄の魅力を編集する”Edit gilrs”として活動しています。
アートから紡がれたつながり
「さかえdeつながるアート」はコミュニティアートのチカラを活かして世代や立場を超えて人と人がつながり、地域で豊かに暮らすことを目的にWSを主に2008年から活動されている団体です。
現在、イベントや子ども向け・大人向けWSやアートカフェ、「さかえdeつながるアートから派生したプロジェクトなどたくさんのことをされていますが、それには様々な人とのつながりがあったそうです。
アーティストさんや、アート関連の団体、開催場所として用いられる上郷の森の家・リリス・区内の地域ケアプラザなど協力してくださる人々とのつながりや参加者も老若男女問わずつながりが生まれ、中には結婚まで至った人もいるほど。「さかえdeつながるアート」だけでは出来なかったことが人と人のつながりにより、さらに新しい可能性が広がっています。
新たな取り組み「ティーンズクリエーション2014 inよこはまさかえ」
最近では、「さかえdeアート」主催で「ティーンズクリエーション2014 inよこはまさかえ」が行われました。これは初めて中学生を対象に実施したイベントで、2012年に横浜で行われたポートランドポスター展を参考にしたものです。
この展覧会では事前イベントで栄区のある中学校の授業にプロのグラフィックデザイナーをお呼びしてポスターの作成をしました。「ポスターはラブレターだ。」という教えをもとに中学生が作成したポスターは実際にティーンズクリエーションの場で展覧されています。ポスター制作にあたり、以前は美術が苦手あるいは嫌いと感じていた生徒さんが少し美術を好きになったと事後アンケートで書いていたことや、主催者側の岩上さんから見ても今回の展覧会を通じて学校の先生ではない、大人と関わる機会がなかなかない中学生にいい刺激になったのではと感じたそうです。今後は学生を対象のWSもどんどん開催していきたいとおっしゃっていました。
身近だからこそ見えてなかった新たなさかえの魅力
私は小さいころから栄区に住んでいて、自分の中でとても慣れ親しんだまちではあるのですが、お話をお伺いするまで「さかえdeつながるアート」のように栄区内で頑張っている団体を全く知らなかったことに気づきました。今回、岩上さんとお話しして自分が知らなかった栄区の魅力を知れたと同時に、岩上さんご自身のお話からも学ぶことがたくさんあり、充実した時間を過ごすことが出来ました。
今後も、どんどんつながりを広げていく岩上さんの活動に注目です!