こんにちは。インターンのまこです。
「ヨコハマハコいりムスメプロジェクト」の活動からうまれた写真展についての連載、2回目です。というか…、本当は写真展開催中にどんどん更新したかったのですが、いつの間にか終わっていました(笑)
写真展にお越しくださったみなさん、本当にありがとうございました^^
それで、写真展自体は終わってしまったのですが、全4回の連載を予定しているので、これから少しずつ更新していこうと思います^^;
さて、実はこの写真展、やるには「ないものづくし」という感じでした。なんとか終えることができたと思うと、不思議な気持ちです…。では何が足りなかったのかといえば、時間とお金と人手です!(笑)まあ、正直写真展(展覧会)をやったのが初めてだったので、展覧会をやる人はみなさんこんな感じなのかもしれませんが…確実に足りなかったと思う…(笑)
でも、その《足りない》ものたちは、多くの人に支えてもらうことで、乗り越えられました!今回はそんな準備期間について書いてみます。
そもそも(前回のブログでも書きましたが)この写真展は、ハコいりムスメプロジェクトのから生まれた1つのアイデアが大きくなったものです。だから、正直な話を言えば、私は現実に起こることになるとは思っていなかったんです。でもいろいろとあって、9月に写真展開催まで頑張ろう!と決まりました。
ただ、その時点では写真展ができるほどの写真がなくて、もう一度イベントを行うことに。それが12月の第5回イベントです。写真展は、定期試験の日程やメンバーの都合を考慮して3月実施となりました。
というわけで、1つ目の《足りない》は、「時間」です。ハナラボっていつも時間に追われている感じはあるんですけど、あきらかにこれは全部の時間がきつきつでした(>_<)
まずは、準備超初期(9月~10月)のはなしをしてみます。横浜市は「PHOTO YOKOHAMA」という企画を1月~3月に毎年やっています。せっかくだからこのパートナーイベントに登録しようとなりました。それはいいのですが、締切は10月末。この日までにタイトル・日程・場所・簡単な内容紹介文を作成して提出しなくてはいけません。しかも、10月には第4回イベントがあり(しかもいろいろなところにお願いに行ったり準備が過去最高に大変だった回)、大学も始まってるし、10月末には「ヨコハマハコいりムスメプロジェクト」の報告会も。とにかくスケジュールはいっぱいだったんです。今になって、当時の大変さに気づきました(笑)よくこんなにこなせていたと思います…………。
そして、いろいろ決まったから次は内容を詰める段階に入ります。(11月~12月)
どんな写真をどんなテーマで飾る?となっても、写真の素人の私たちにとっては決めるのがとても大変でした。それで、大学の授業もあったりとか、なかなかメンバーで会う時間をつくれなかったりとかして、いつの間にか12月に…^^;
さすがにまずい、となって、頑張っておおまかなレイアウトを決められたのがクリスマスも終わった頃のことです…。しかもレイアウトといっても、どんな写真をどういう風に使うかということは本当におおざっぱしか決まっておらず、展示の仕方が決まった、というそれくらいでした。そして本当は年内にその企画書をもって、キヤノンさんのところに行く予定だったのですが、延ばしてもらうことになってしまいました。1月は大学の試験を優先したかったので、初旬にキヤノンさんのところにプリンター等貸し出しのお願いに行っただけでした。
それでやっと写真印刷とパネル作成ができたのは2月~3月です。ほぼ一か月での作成でした。しかも1回目の印刷予定日には大雪が降り、1週間延期することに(泣)そんな感じで貸していただいているプリンターも貸し出し日いっぱいまで印刷を行うというギリギリスケジュールになってしまいました…。まあ、なんとか終わってよかったです。
2つ目の《足りない》は「お金」です。写真イベントをやっているときも、特にお金はありませんでした。だから、参加費をいただいて、その中で必要なものを買い、カメラマンの善本さんにも、ボランティアで講師をお願いしていました。(もちろん、大佛次郎記念館・横浜市のみなさんにもサポートしていただいていました。)
写真展をやるには、写真データを印刷する必要がありますし、写真を飾るための道具も必要です。準備には結構なお金がかかります。ただ、入場料をとる写真展にはできなかったので、何も持っていない私たちはカメラを貸していただいていた、キヤノンマーケティングジャパン(株)にご協力のお願いすることにしました。はじめはプリンターだけ、と思っていたのですが、紙とインクもご提供いただけることに。それからフォトブックもプレゼントしていただきました。キヤノンさんのおかげで、とてもきれいな写真を展示することができました。本当に感謝しています。家庭用プリンターでの印刷だったのですが、キヤノンの純正品同士を使うとこんなにもきれいに印刷できるんだ!と分かりました(笑)少し高くても、プリンター・紙・インクのメーカーを揃えることをおすすめします!
3つめの《足りない》は「人手」です。イベント「レンズで見つめるMy Town!」は、3人チームで企画・運営をしていましたが、私以外の2人のメンバーは就活生。そして、2人とも、ハナラボ以外の活動にも精力的に取り組んでいたので、私がメインで動いていくことになりました。しかし、私は小学生のころから図工が大の苦手で、美的センスがないんです(泣)そんな私が多くの人の目に留まるもの、しかも様々な人のご協力のもとでできるものをひとりでつくるのは無理!と思って、いろいろな人に手伝ってもらうことにしました。毎回同じ人にお願いするのは負担になってしまうから、来れる日に、来れる人に手伝ってもらうシステムにしました。全部ひとりでやろうとするのではなくて、自分の苦手なことは他の人の力を借りてみる、これはハナラボでの活動を通して学んだことの一つです。今回は、本当にひとりでやるのは無理な状況でした。そんななか支えてくれた多くの人への「ありがとう」をここで伝えたいと思います。
まず、カメラマンの善本さん。写真や展覧会開催について何の知識もない素人の私たちにいろいろと教えてくださりありがとうございました。印刷作業にも夜遅くまで付き合っていただいたり、本当にお世話になりました。善本さんのお友達のコマツザキさんにも、いろいろな面で助けていただきました。
それから、パネル作成を手伝ってくれたみなさん。イベントに参加してくれた人も手伝ってくれたし、私の高校時代の友達も協力してくれました。ひたすら両面テープをはったり、頑張って写真のレイアウトを考えたり。細かい作業を文句も言わずにやってくれて、本当にありがとう。みんなそれぞれ得意分野があって、その作業で活躍しているのがおもしろかったです。私はとにかくみんなのスキルの高さに感動していました。
特に高校の友達がたくさん来てくれていた日は、まるで文化祭の準備をしているような感覚でした。何度も作業のお手伝いに来てくれた人もいるし、遠くまで来てくれた人もいるし、本当にみんなに手伝ってもらえてよかった。みんなと一緒にやると、いろいろアイデアが出てきて、楽しかったです。
一方で、すごく長い時間手伝ってもらっても、お金はないから交通費さえも出せなくて、申し訳ないなあと思うこともありました。それくらいみんなが提供してくれたものが素晴らしかったんです。私がイメージしていてもできなかったことをかたちにしてくれたり、想像しているより上のものをつくってくれたり。ひとつひとつの仕事を丁寧にやってくれて、ありがとうございました。この恩はいつか何らかの形でお返しできたらいいなあ~と思います。
そして、横浜市役所のみなさん。本来の仕事に加えてこの写真展のために動いていただきました。いろいろなところとの調整をしてくださったり、必要な道具を準備してくださったり、広報のお手伝いもしてくださったり、ありがとうございました!
広報といえば、横浜国立大学のみなさんが約4か月の間、頑張ってくれました。ハナラボと都市生活デザインスタジオのコラボで展開していた授業の一環で始まった展覧会の広報活動。Twitterでカメラ美女という視点から発信してくれていました。何度か私も横国まで行ってみたり、ちょっとだけですが一緒に活動できて楽しかったです。ありがとうございました☆
そしてハナラボの角さんと浜島さんにもいろいろとサポートしてもらいました。当たり前といえば当たり前ですが、わたしが一番頼っていたのはこの二人です!
こんな感じでたくさんの人にお世話になりながら開催までこぎつけた写真展でした。準備の段階でいろいろな人とつながっていて、支えてもらっているんだなあと実感したのですが、マリンタワーでの開催中には素敵な出会いがあって面白かったんです。次のブログではそのようなことを書いていきます♪
[…] 2014年3月27日(木)写真展のこと。準備編。 […]