ハナラボの角です。考えるシリーズ:第3回の今回は、「男女の違い」。男女の違いについては、以前から様々な論争がありますね。ハナジョブを立ち上げたときから、なんで今さら女子なの?もう個人差の時代でしょって、色んな人に言われました。
もちろん個人差はあるのですが、それでもやっぱり男女には違いがあります。まず、生物的に違います。これは、否定のしようがありませんよね。見えないところでも、女性の方が脳梁が太いから右脳と左脳の両方で考えられるとか(坂本龍一は男性だけど太いとか)、色々と説はあるようですが、真偽は定かではありません。
ちなみに、米国のFacebookでは性別を約50種から選べるそうです。そういう意味では、男女の違いに絞るのは古いのかもしれないですが、まだマジョリティは男女ということで話を進めたいと思います。 生物的ではない、男女の違い。つまり、社会的に作られた性、ジェンダーについてです。
以前もブログに書いた「女神的リーダーシップ」では、女性的資質について調査しているのですが、「どんなものが女性的資質と捉えられているか」を調査したもので、その資質を本当に女性が持っているかを調査したわけではありません。
これまで、ハナラボで女子大生と活動する中で、女性的資質・・・女子大生資質を捉えてきました。その中で特筆すべき資質とは「思わず共感してしまう力」「自由に発想を広げる力」「すぐに変化できる柔軟性」です。とはいえ、統計的に調査したわけではないので、今年はこの資質について、大学の先生方と研究することにしました(めっちゃ楽しみ!)。
女性的資質、男性的資質というのは、確実に存在していると思います。いつもは女性だけのワークショップが多いのですが、先日男女混合でのワークショップを実験的にやってみました。その際、あえてゴールを伝えずに進めていったのですが、最後のフィードバックで男性全員から「最初に全体像がつかめなくてやりづらかった」と言われました。一方、女性陣はどうだったかというと、「まったく気にならなかった」「むしろ面白かった」というフィードバックが。面白いですよね。
私自身が「女性の強み」オタクで、ついつい主観的に主張してしまいがちなのですが、そろそろきちんと研究して、その成果をみなさんに共有したいなあと思っています!この研究に興味がある方はぜひ声をかけてくださいね〜!
・・・今日は「男女の違い」について考えるっていうより、「男女の違いについて考えること」について考えるになっちゃったけど、まあ、これもよしとしておきます!
[…] 考えるシリーズ第3回「男女の違い」について考える、でも書きましたが、ここ数年「女性の強み」をどう明らかにするかが課題でした。フィールドワークとして女性の強みを観察してき […]