ハナラボの角です。3月17日に開催した「私という運命について」を観て、語る。学生と社会人の女子会♪のイベントレポートをお届けします!
学生と社会人の女子会を初めて開催したのが、2010年の3月。ハナジョブの取材で知り合ったWOWOWの冨澤さんと、手探りで女性の生き方、働き方について、世代を超えて語れる場を作ろうと始めた女子会でした。それから3年。記念すべき3周年の節目に、ハナラボ×WOWOWで初のコラボ女子会を開催できるとは、神さまからお祝いのプレゼントをもらったような気持ちです。
今回の女子会は、ドラマ「私という運命について」の第1話を観て、ドラマプロデューサーの岡野真紀子さんの話を聞いて、そして参加者のみなさんと「何を選び、誰と生きるか」を語るというもの。どれか一つが欠けても、この場は生まれなかったと思います。
景気が低迷する1993年。大企業で女性総合職第1号として働く冬木亜紀(永作博美)は、男性社員とは違い、力を持つことも試すことも許されない現状にもどかしさを覚えていた。そんな中、同僚で元恋人の佐藤康(江口洋介)が事務職で勤める後輩と結婚することを知り、胸がざわついていた。(公式サイトより)
主人公の亜紀は、元恋人のプロポーズを自ら断っているにもかかわらず、胸がざわつくんですよね。結婚するのかしないのか、仕事を続けるのか辞めるのか・・・誰しも一度ならずとも迷うことだと思います。会場にいた女性たちの多くは、何かしら自分と重なるところがあったのでしょう。ドラマを見終わった後の静けさが、それを物語っていました。
プロデューサーの岡野さんの執念と想いがすごいんです。だからこそ、これだけ人の心を動かすドラマになったんだと思います。監督、役者と話し合い、ときにはケンカしながら、それぞれの人生を詰め込んだドラマ。なにか事件が起きるわけでもない、どこかにいそうな一人の女性の人生だけど、それ自体がドラマチックなのです。
受け入れなければいけない運命もあるけれど、そこでまた運命をつかみとるのは自分の意志。何を受け入れ、何を拒み、何をつかみ取るのか。正解もないし、間違いもない。決めるまでも、決めてからも迷うけれど、いずれにせよ、何かを選ばなければ先に進まない。自分にとって、本当に大切なものはなんだろうか。私は欲張りだから、大切なことはたくさんあるんです。けど、その一つひとつを本当に大切にしているだろうか。そんなことを今、じわじわと考えています。
ドラマの主人公や岡野さんの生き方に自分の人生を重ねあわせ、語り合う参加者のみなさん。その一人ひとりの人生が、本当に愛おしく、かけがえのないもので、全員の話を聞けなかったのが残念でなりません。
第1話(3/23)は無料で観られるそうです。気になった人は、ぜひご覧くださいね。そして感想を聞かせてください!
◯「私という運命について」公式サイト
http://www.wowow.co.jp/dramaw/unmei/
[…] 2014年3月21日(金)じわじわときてます【「私という運命について」を観て、語る。イベントレポート】 […]